哲学を学びたいと思う人は意外に多いと思う。哲学とは「生きる意味」や「幸せとはなんだ」みたいな漠然とした考えから始まる思考すべてに当てはまると筆者は感じる。つまり、哲学とは生きる上での必修科目のようなものだ。
今回は簡単に読める哲学入門書を紹介していく。
初めに
皆さん哲学を勉強する前に「哲学するぞ!」って肩に力を入れていませんか?もっと言えば、「本当」の哲学の知識を求めていたりしませんか?そういった考えを持っている方は今すぐ力を抜いたほうがいいです。最初から難しい哲学を理解できるなんてそうそうありません。簡単なところから少しずつレベルアップしていきましょう
『史上最強の哲学入門』 筆者:飲茶
わかりやすさ、面白さを兼ね備えた最高の一冊。特徴的な表紙なので、本屋に行けばすぐに見つかるかもしれません。
この本では哲学に少年漫画の『グラップラー刃牙』の成分をミックスして、堅苦しい哲学をマイルドに解説しています。少年漫画のような「熱さ」のこもった書きっぷりを読めば、自然と直感的に哲学を理解することができます。
『使う哲学』 筆者:齋藤孝
哲学を生活の中でどのように取り入れるかを主題にした一冊。哲学の語源から始まり、歴史や変遷などを事細かに理解するのにおすすめです。事前知識なども不要で、哲学のあれこれを優しく教えてくれます。図解や挿絵なども入っているので、読みやすさ抜群です。
『読まずに死ねない哲学名著50冊』 著者:平原卓
哲学概念を広く浅く知りたい!という人にはこの本がおすすめ。タイトル通り50冊の哲学書の内容が一読しただけで「あ~なるほどね!」って感じで理解できます。
「まずは原著から読んでいきたい!」と思う人は多いと思いますが、一冊も読み切れずに三日坊主になるなんてことも……この本で哲学書の輪郭を掴んでから読めば全てを理解できなくてもなんとなくで読み進められるようになれます。哲学書を読む際には「なんとなく」が肝要です。この本で「なんとなく」理解してから本番に進んでいってほしいです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
哲学という学問は最初の取っ掛かりを見つけるのがすごい難しいです。筆者も哲学を学ぶことに苦労してきましたが、今回ご紹介した3冊は筆者が哲学を学んだ中でもわかりやすく面白く読めるものでした。皆さんも是非楽しく哲学を学んでください!
ではまた!
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